久々の平日休みなので、我が家が大好きなパン屋さん葵区瀬名のHirooのパンを買いに行こうとルンルンで買い物に行ったのに、訪問した月曜日はお休みだった…_| ̄|○ がっくし… 失意の中、瀬名のすずらん通りを南下してくと、美味しそうなオーラを放つお店を感じ取って左に振り向いてみると、静岡市郊外では珍しい犬夜来が有るぞ(p_-) こんな日は自分の勘を信じて入ってみるか… 「店頭のメニューには懐石ランチって書いて有るぞ。」 「犬夜来が有るから京懐石だなぁ~」 「数量限定で1,100円かぁ~、どんな感じで楽しませてくれるかな?」 入店してみると凛とした空気がお店に有り、とても良い感じ。予約をせずに入店したことを告げると、カウンターに案内されました。どうやら大将一人で切り盛りされている様で、既にお料理を待っている方々への仕込みがかなり忙しそう。 「ちょっとお時間をいただきますが、よろしいですか?」と声をかけていただいたので、カウンターの奥を覗かせていただきながら、ワクワクして待つことにしました。 30分ほどしてお料理が来ましたよ!! 京懐石は美しさを目で味わうとは、ほんとこの事ですね(o^-')b 割烹 林さんにお邪魔させてもらったのは十五夜でしたので、メインの八寸はお月見をイメージされた品々が並んでいました。 ・月をイメージして里芋にカレー粉をまぶした一品。 ・雲をイメージした蓮根買い ・秋を感じさせる柿は、うずらの卵を着色して昆布を乗せてありました。 ・地場で取れたばかりという茗荷 ・ススキの穂の様に盛られている、子持ち甘海老 ・稚鮎の煮物 ・柿の裏にはイナゴの佃煮 ・十五夜に欠かせない兎の器の中にはイカの塩辛が入っていました。 旬の素材が揃ったメインの八寸から食べ始めたのですが、どれも小さいながら 「これは何で作っているのかな?」「どんな味なのかな?」とワクワクしながら食べ進めるていきました。こんなワクワクさせてくれるお店は数年ぶりだなぁ~(o^-')b 京懐石らしく素材の味が楽しめるように薄味なんですが、稚鮎の煮物は酢と出汁のバランスが絶妙であったり、甘海老は醤油と砂糖がほんのり効いていているんだけど潮の感じが感じられたりと、驚きの連続でした。 地元で上がったスズキのお作り X-M1はほんと美味しく撮れるなぁ(゜ ゜;) 揚げとうがんのトマト煮 他のお客さんが皆さん驚いていたのがこのとうがん。揚げたとうがんをトマトピューレ・ベーコン・鰹出汁・砂糖のソースで煮てあるのですが、和洋折衷というかバランスが良くて、びっくりな一品 滝川豆腐 先ほどの揚げとうがんも凄かったのですが、私はこちらの滝川豆腐の方が驚きでした。 出汁に豆腐だけのシンプル極まりない一品ですが、豆腐の美味しさ・出汁の深さには驚きました。夏料理として出される事の多い滝川豆腐ですが、先ほどの揚げとうがんの油っこさを消すには丁度良かったです。 ここまで丁寧なお仕事をされている大将だけあって、ご飯・赤だしに抜かりがある訳がありません。 デザートは葡萄のシャーベット あっさりとした後味で、口の中がすっきり(o^-')b 下調べもせずに入った割烹 林さんは、雅と言う言葉がぴったり合う京懐石で、ワクワクの連続でした。雨の月曜日ながら私以外に10名ほどのお客さんが居たのですが、皆さん予約してました。知る人ぞ知るお店な感じですし、大将一人で切り盛りされていますので、ぜひ予約をして、ゆっくりと京懐石を楽しむのが良いと思います。 大満足なランチ、ごちそうさまでしたm(_ _)m
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