先月から色々な場所で撮影してきたXF27mm F2.8
X-M1と同時購入したXF18mm F2Rと同じFujinonレンズとは思えないほど濃淡がはっきりしており、富士フィルムの記憶色らしさがよく出るレンズだなと思いました。
雨上がりの散歩で出会った朝顔
下町の八百屋さん
お寿司屋さん
晩夏の木漏れ日
富士フィルムはXシリーズのカメラを発売する際に、27mm・53mm・91mm(35mm判換算)の単焦点をユーザーに提供した後、次に発売する単焦点レンズをあえて21mmにしてくる、心憎いメーカーです。
そして5本目の単焦点レンズが
XF27mm F2.8。レンズを7枚までに減らした上に絞り環も無くしフードすら無し。サイズを極力コンパクトにしてきました。このサイズでよく写るなぁ〜と感心してしまいましたが、コンパクトにした事によるデメリットも多く、単焦点にしては寄れない・フォーカスが遅い等、スナップする上でう〜んと唸ってしまう場面も有りました。
ミラーレスカメラ市場は各社意欲的なボディやレンズを出してきており、よほどの特徴が生き残っていけないと思っています。
富士フィルムはクラシカルな操作性を残すボディと品質の高いレンズを特徴としてます。クラシカルな操作を残す為にボディサイズのコンパクト化はあえて捨てている訳で、レンズも同様に無理して廉価でコンパクトにする事無く、サイズが大きくても妥協の無い単焦点レンズをリリースし続けてほしいなと思います。
富士フィルム・WillVii社の方々に感謝しつつ、
XF27mm F2.8のレビューを終了させて頂きます。
ありがとうございました。
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