2011年10月25日火曜日

モノフェローズ ビジネス・ブレークスルー757Ch レビューその5

仕事にもすぐ応用出来る、リスクマジネメント実践編講座です。
今回は「失敗の実践その1 その2」をまとめたレビューです。


このレビューで使用されている商品はWillVii株式会社が運営するレビューサイト「みんぽす」が無償で提供しています。本レビュー掲載は無報酬です。また、WillViiは掲載内容に一切関与していません。(本情報開示と事実誤認時の修正を除く)
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先生は、東京大学大学院の中尾政之教授です。
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昨今お客様から企業に対するミスに対する興味やハードルが昔比べ
とても高くなっています。
耐用年数10年で作った製品に、使かい始めて20年後にクレームが来る時代ですから
発売前にどれだけ失敗事例から学び、リスクの目を摘んでおけるのかがとても
大事になっています。
しかし、同じ用途向けの製品であれば、当然社内で対応済みです。
なので業種は異なっても応用出来る事例を見つけ、対策出来るのかがこれからの
キーポイント。
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この事例は、エンジンのオイルキャップの熱収縮に悩んでいたエンジニアが
全く別の業種であるコピー機のロールが熱収縮対策に行なっていた事例を
参考に、オイルキャップの対策を行なった事例です。
共通項目を見つけられる事は、
他社が対策・試験・お客様への対応済み
なので、スムーズな対策が可能になります


逆に、同じガス製品の対策事例でも、
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「一酸化炭化中毒・クレーム」だとパナソニックとパロマの検索結果が出て
きますが、原因が全く異なるので、参考にならない。
なので、検索の仕方がとても重要です


明治以降日本は、欧米で成功した製品を真似し、品質を改良し発売する事で
伸びてきましたが
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・自分で市場を創り出した商品は、先行者利益で市場を一気に獲得。
・他社が成功した後に類似品を作ろうとすると、既に中国製品が安価で大量に
 攻めて来ている。
・入り込む余地が既に無いのに、ムリして発売してた時には、市場では
 先行他社がより良い製品を出している。
と言う時代です。
製品化へのスピードが今まで以上に求められる時代には、他人の失敗を研究し
自社の製品へスピーディーに活かす事が欠かせませんね。
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失敗学の第一人者である中尾教授だけあって、授業はとても分かり易い上に
事例も多く紹介して頂きました。
ありがとうございましたm(_ _)m

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