あいにくの雨で、藁科の奥の細道をおっかなびっくり進む事、約1時間。日向郵便局 の裏手にその民宿はありました。

民宿ではご主人に暖かい出迎えをして頂き、とっても良い第一印象(o^-')b
広い玄関を通り、案内されたのは、縁側のある6畳ほどの屋根の高い居間(゜ ゜;) 部屋の中央には卓上の囲炉裏があり、田舎の親戚のお家に帰省してきたみたいな感覚がありありです。
民宿なのですが、ランチのみでも利用が可能です。でも街中から1時間とはいえ、なんで完全予約制なのかしら? その疑問は、女将さんが料理を並べ始めたら、理由が分かりました。

手作りの山菜づくしが10品(゜ ゜;)
おいおい、まだ前菜だぞ(;゚Д゚)(゚Д゚;(゚Д゚;)とかみさんとおろおろしていると…

玄米と粟を一緒に炊き込んだご飯がおひつで出てきました。ふたを開けた途端に、良い香りが部屋を駆け巡り、ついつい大盛りでご飯をよそってもらいました。


手作りの山菜小鉢は、大人の苦みを残しつつもどれも美味しく、わらび・竹の子・ぜんまい までは覚えたのですが、10品全部は覚えきれませんでしたA^^;)
ひとしきり山菜小鉢を楽しんだ所にやってきたのが山菜の天ぷらです。

ご主人と女将さんのお二人で切り盛りしている様なので、揚げたての天ぷらではありませんでしたが、たらの芽・よもぎ・酒屋の娘(コシアブラ)などなど
どれも食べても美味しぃ〜(o^-')b
天ぷらを楽しみつつ、テーブル中央の囲炉裏で自家製の野菜を炭火で焼きます。


雨音とパチパチッと炭がはぜる音を聞きながら、山菜を楽しむ。なんと贅沢な時間。
そしてメインのご主人の手打ち蕎麦が登場です。
あれだけ美味しい山菜を食べてきたにも関わらず、"普通と大盛りとどちらになさいますか?"と聞かれて、"大盛り"と無意識に応えてしまったのは、こんなに手が込んだ料理を作るご夫妻が作る蕎麦は、どんなものだろうと、期待してしまったからです。


蕎麦はお代わり可能ですが、山菜を山ほど堪能してきているので、大食らいの私でも無理でした_| ̄|○
そして、手作りのおはぎ
見た目よりも甘みの少ないおはぎで、ぺろりと食べてしまいましたA^^;)
こんなに食べさせてもらったのに、1,500円/人とは…驚きです!!

帰り際、車のルームミラーの中で、手を振るご主人の姿を見たら、"ありがとう"と言っていました。次はいつ行こうかな?
美味しい料理をごちそうさまでしたm(_ _)mm(_ _)m
0 件のコメント:
コメントを投稿